あたしはあなたと逢ってから変わりました。
沢山の感情があたしをかけめぐり、あなたの存在にイライラすることもあった。
だけど、その荒波を受け止めてくれたのもあなたでした。
私が過呼吸になったときも、あなたはいっつも私の背中をさすってくれましたね。
そんな些細なことが、私の幸せです。
あなたと逢ってから世界が一面に開けてました。
だけど、「あなた」という大きな太陽に依存することも多くなりました。
あなたに頼りすぎて自分を失ってしまう。。。
あなたの理想の人間になりたくて「あたし」という感情を必死にこらえて、
あなたの愛想ばっかり気にしていましたね。
だけど、あなたにはそんなことすぐ分かっていました。
あなたは、私の全てを知ってるわけじゃなかったのに、
「ちかげが普通の人になってほしいから」って。
あなたはずっとずっと前から、あたしが自分から言わなくても、
同年代の子たちと考え方がズレていたことに気づいたんでしょう。
あなたは、今以上に親と仲良くなかったあたしの居場所を確保してくれたんでしょう。
あなたは、あたしにとってかけがえのない存在になったのはきっとそのときでした。
でも、たまにあなたが近くにいることがとても怖くなります。
もし、あなたという存在がなくなってしまったとき、あたしがこの生きる道を踏みしめられるかです。
ねえ、もしあなたの望みが一つ叶うとしたらどうする?
あたしは、迷わずこう答える。
「あなたに、世界一の幸せを。」
きっとその時はまだそうおもってたはずです。
でも今は違うよね。
あなたと一緒にいること。
それ以外もう何も望まないから。
どうかこのままあなたとくだらないことで笑っていたい。
ずっと。